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○こちら特撮情報局 特撮ロケ地巡り
 
 第1回 映画『男たちの大和/YAMATO』編
『男たちの大和/YAMATO』ロケ地巡り その1

特派員:赤鷹ヤマト(アカタカヤマト)さん 
取材日:2006年3月中旬

2006年12月17日(土)より、全国東映系の劇場で公開された
映画『男たちの大和/YAMATO』のロケ地をHN:赤鷹ヤマトさんがレポートしてくれました。

○広島県尾道市向島町日立造船向島西工場跡地

映画『男たちの大和/YAMATO』の
撮影のために製作された戦艦大和の1/1スケールのロケセット。
総工費は約6億円。2005年の3月完成し、同年6月まで映画の撮影に使用されました。

※ 一般公開は2006年5月7日(日)に終了しております。

広島県尾道市千光寺公園より、戦艦大和の実物大セットを臨む。

ロケセット 艦首その1
 
ロケセット 艦首その2
 
ロケセット 左舷より

全長約190メートル!、全幅約40メートル!!
これが戦艦大和の実物大セットだ!!
二番砲塔 その1
 
二番砲塔 その2

当時、世界最大の口径を誇った46cm主砲の二番砲塔。
(主砲の砲身長は約21メートルあります。)
二番砲塔 その3
左舷前方より、一番砲塔の砲身は再現されていません。
中央構造物 その1
 
中央構造物 その2

左舷より、大和の中央構造部分です。
残念ながら艦橋基部のみで、第2艦橋から上は再現されておりません。

艦橋基部にある2つの張り出し部分(ブルワーク)には25ミリ3連装機銃が搭載され、
映画では森脇二主曹(反町隆史氏)と内田二兵曹(中村獅童氏)が米軍空母艦載機群を相手に
壮絶な対空戦闘を繰り広げました。
大和左舷 その1
 
大和左舷 その2
 
大和左舷 その3

対空砲や機銃等の構造物は左舷のみ再現されております。
“見えない場所は作らない”という割り切り方が、実に映画のセットらしいですね。

しかし、現地に到着するまで艦橋部分等が完全に再現されていると思いこんでいた方も結構いたとか…(笑)
(特撮スタッフの勝利です!)

残念ながら、2006年5月7日をもって一般公開は終了。その後実物大セットは解体されてしまいましたが、
一部は尾道市や呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム) 等で展示される予定です。

■所在地:広島県尾道市向島町